工学部4回生のK.M.先生に、質問に答えていただき
ました。
各科目ごとに、難しめの問題集を1冊選び、それを
確実に仕上げる、というやり方で勉強していました。
注意することは、いろんな問題集に手を出さない
ことと、少しでも分からないところがあれば、自分が
確実に分かるところまで引き返すことです。問題を
解いた後には、自分の理解度(10段階の数字)と、一言
コメント(ここが分かっていなかった、この解法を
知らなかった、など)を、ノートに記載していました。
受験本番前の忙しい時期でも、ノートの理解度や
コメントを見返し、どこを復習するべきかをすぐに
判断できたので、とても役に立ちました。
指導の際には、生徒の理解度を厳しく確認することを
意識しています。分かっているかどうか聞くだけで
なく、類題を解かせて、スラスラ手が動かなければ
ダメ、というようにチェックします。また、講師の
役目は、ただ問題の解き方を教えるだけではありません。
宿題にキチンと取り組ませて、分からないところはメモ
しておいてもらったり、数値目標と期限を自分で決め
させて、結果を報告してもらったりといったことが
必要になってきます。生徒に自主的な行動を促し、
意識や行動を変えることが、講師の重要な役割の一つ
なのではないかと感じています。
基本の徹底だと思います。難関大学志望の受験生でも、
数学は百マス計算や中学数学から、英語は英単語や中学
英文法から、始めます。問題がなければ1日で確認できる
ような内容ですが、問題がある場合に確認しない時の
リスクが非常に大きいです。入試の合否を左右するのは、
2割の人しか解けない問題ではなく、8割の人が解ける
問題です。Good!では、とにかく基本を重視し、考え
なくても答えが瞬時に出るようになるまで、基礎的な
問題を繰り返し解きます。